V-RESASのこと
数年前よりビッグデータと言う言葉をよく耳にしますが、日本全国の様々なビッグデータ(産業の強み、人の流れ、人口動態など)を地図でわかりやすく?グラフ化したシステムとして内閣府が運用している『RESAS・地域経済分析システム』というものがあります。
誰でも無料で使用出来、素晴らしいシステムだとは思うのですが、実際、欲しい情報をとりにくく、内心、使い勝手はイマイチだと思っていました。
このRESASのビッグデータを基にして開発したシステムだと思うのですが、新型コロナウイルス感染症が、地域経済に与える影響の把握及び地域再活性化施策の検討におけるデータの活用を目的とした見える化を行っているサイトとして『V-RESAS』が昨年6月から公開されていることを、恥ずかしながらつい最近知りました。
V-RESAS 新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響の可視化
ざっと見た限りですが、こちらの方はテーマが絞られているためわかりやすく、コロナ禍中での環境分析その他に利用できそうです。特に、既に申請が始まっている一時支援金の資料として使えるのではないでしょうか。
ちなみにV-RESASの「V」は、当然「virus」のVだろうと思ったのですが、そうではなくてVital Signs of Economy(経済のバイタルサイン)の頭文字から名付けられたそうです。